特定技能外国人受入企業は建設キャリアアップシステムに登録していること
こんにちは。
外国人人材紹介サービス
(株)TOHOWORKの和田です。
昨日、また一人「外食」の特定技能1号への在留資格が交付許可がおりました。
大変嬉しい限りなのですが、今月末で2020年第3四半期が終わりますので、今日と明日の2日しかないのに入管への提出をしなければなりません。
できれば10月1日からがよかったとひそかに思っていることはお客様には内緒です。
最近の審査速度は以前よりもはるかに上がっているように感じます。
以前なら1か月後ぐらいに追加書類等の連絡が来て、さらに1か月後ぐらいに許可不許可のお知らせがあったのですが、最近は2週間経たないぐらいで追加書類等の連絡が来る感じになってきています。
また、追加資料を提出した後は約1週間ほどで審査結果が出るようになったきました。
これは受入れ企業様にとっても非常にありがたいことではないでしょうか。
今後も登録支援機関としてしっかりとサポートをしていきたいと考えていますので、登録支援機関をお探しの企業様はぜひお問い合わせくださいませ。
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特定技能外国人雇用における料金のご案内
詳しくは下記のリンクをご覧の上、お問い合わせください。
http://www.tohowork.com/topics/91-category02/1021-2020-07-09-07-32-26
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|特定技能外国人受入企業は建設キャリアアップシステムに登録していること
建設分野において特定技能外国人を受け入れる企業は、建設キャリアアップシステム(CCUS)に受け入れる外国人を技能者として登録しなければなりません。また、同システムには企業自体も事業者として登録する必要があります。 |
建設キャリアアップシステムには、建設技能者の氏名等の基本的な情報はもちろん、保有資格や実務経験なども登録されます。
そして、技能者にはカードが発行され、現場入所時にそれをリーダーに読み込ませることによって、日々の就業記録が蓄積されていくのです。
一定の資格や実務経験に応じてカードの色が4段階に分かれるため、技能者のレベルが「見える化」される仕組みになっています。
国土交通省が全国共通で推進するシステムですので、担当する現場はもちろん、所属する会社が変わっても記録は蓄積されていきます。
ですから、たとえ転職したとしても、職人として積み上げてきた技能者の能力を、客観的かつ統一的に評価することが可能となります。
そして、能力の客観的な評価は公正な待遇につながりますので、ひいては建設技能者の処遇改善につながることが期待されているのです。
特定技能外国人を建設キャリアアップシステムに登録することによって、日本人と同じ客観的な基準で評価することが可能になります。
特定技能外国人を受け入れる要件である、日本人と同等以上の待遇を実現するためにも、重要なシステムといえるでしょう。
また、カードには在留資格の情報も登録されることになりますので、建設現場における不法就労の防止につながります。
また、不法就労ができない状況を整備すれば、失踪の抑制にもつながるものと考えられています。
この建設キャリアアップシステムへの技能者登録は、特定技能外国人の入国後速やかに行う必要があります。
具体的には、入国後2週間以内に、登録申請をしたことがわかるメールの写しを、国土交通省へ提出することになります。
また、受入企業においても、建設キャリアアップシステムの事業者としての登録が求められます。
なお、建設特定技能受入計画の認定申請書には建設キャリアアップシステム事業所番号(事業者ID)を記載する欄がありますので、事前に登録が必要になります。