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JFT-Basic試験が日本国内でスタート - 株式会社TOHOWORK

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JFT-Basic試験が日本国内でスタート

カテゴリ: コラム 公開日:2021年02月02日(火)

こんにちは。

 

特定技能外国人登録支援機関の和田です。

 

最近の東京都内の新規コロナ感染者の数が日に日に減ってきているのをみて、嬉しく思っています。

無症状者の数をカウントしていないからだとかいう理由もあるようですが、コロナは恐らく今後もインフルエンザ以上に身近な病気となると思います。

そうなったときに、わざわざ無症状者の数まで追いかけることはなくなると思います。

今、大切なのは重症患者の数と死者数、それから病院のベッドの空き状況だと思っています。

依然として医療態勢はひっ迫しているとのことですので、感染者の数が減っているとはいえ、手放しで喜べない状況に変わりはないと思います。

また、国外に目を向けると、コロナ対策第2位だったベトナムにおいて、先日からクラスターが発生して歯止めがかからない状況が続いているそうです。

あれだけ慎重な国でさえ、コロナウイルスの侵入を許してしまうようなので、本当に食い止めが難しい厄介なウイルスなのだと改めて感じました。

 

国内に住んでいる外国人の悩みの種であるコロナではありますが、間接的に様々な面で不自由を強いられてきました。

その一つが、「特定技能」への在留資格の変更条件である日本語能力試験(JLPT)でした。

JLPTは1年に7月と12月の2回しか行われない試験となっています。

昨年は、コロナの影響から7月の開催が見送られました。

つまり、去年は12月の1度しかチャンスがありませんでした。

そういったことを考慮してかJLPTに代わる試験を国内でも受けられるように国が取り計らってくれたようです。

それが、「国際交流基金日本語基礎テスト(通称JFT-Basic)」です。

この試験、当初は日本では開催されないものとしてスタートしたのですが、今年の3月から国内でもスタートするようになりました。

申込みは今月からとなっています。

受験方法はペーパーテストではなく会場内に設置されているパソコンを操作しての試験となります。

現在、国内で行われている特定技能評価試験のいくつかの分野においてもパソコンを用いての試験になっているようです。

このパソコン操作による試験の最もいいところは、結果がその場で分かるというものです。

試験終了と同時に、パソコン画面に合否が出るということだそうです。

受験生にとっては、不合格だった場合には家に帰ってすぐに次の試験日に向けて勉強が始められます。

このJFTという試験ですが、難易度的にはJLPTとそんなに変わらないように感じますが、問題の出題傾向が異なります。

JLPTは文法重視の試験であるのに対して、JFTのほうは日常会話を聞いたり読んだりすることが正確にできるかを計る試験のように感じます。

日常生活において役立つ内容のものとしては、JFTの試験を受けて合格されている方のほうが、実際にコミュニケーションをとる上ではよいのかなと思いました。

まだ国内で行われたことがない試験ですので、本屋などにも参考書などが売られていません。

恐らく今後、書店でも販売されると思いますが、それまでの間はJFT-Basicのホームページにある参考書を用いて勉強するのがおすすめかもしれませんね。

JFT-Basicの国内開催において、弊社でもJFT試験対策の授業をオンラインで行うこととしました。

私自身、元日本語教師をしていましたので、久々に日本語を教えられることを非常に楽しみにしています。

もし、身近な外国人でJFT-Basicの勉強をさせたいとか、勉強したい人がいるといった場合には、ぜひお問い合わせください。

個別コースと団体コースを準備しておりますので、その人にあった授業をお選びいただけるかと思います。

 

 

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