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外国人を安価な労働力と思わない

カテゴリ: コラム 公開日:2019年03月13日(水)

こんにちは。

 

外国人材紹介サービス

株式会社TOHOWORKの和田です。

 

この時期、学校の卒業を控えている外国人の中には、まだ内定通知書をもらっていない人たちが焦りを覚えています。

大手企業などでは内定通知書や採用通知書などを発行して本人たちに送るのでしょうが、

中小企業などでは口頭やメールなどで内定を伝えるところも少なくありません。

証拠となる通知書を学校に提出することにより入管に提出する書類を卒業前にもらうことができます。

そのことを企業側に説明した上で用意をしてもらうのですが、なかなかスムーズに進まず求職者側からのお問い合わせが毎日のように。。。

たかが紙切れ一枚の通知書なのですが、これが今は悩みの種だったりwww

有料職業紹介会社としては求人者である企業はもちろんのこと、求職者である外国人もお客様ですのでどちらの意見もうまく聞いた上で提案していくといった感じになります。

 

 

 

さて、それでは今日のテーマです。

今日は「外国人=安価な労働力」についてご紹介していきたいと思います。

 

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時々ニュースで外国人技能実習生を低賃金、給与未払いなどによって日本の企業が訴えられているという話を聞きます。

経営者の中には外国人は日本人よりも安く使えるという考えの方が少なからずいるようです。

今日は外国人を安い労働力として見ていた会社の事例をもとにお話をしていきたいと思います。

 

 

 

 

CASE STUDY⑪ 安価な労働力とだけ考えると失敗する

 

  ソフトウェア開発会社である株式会社甲技研(以下、「甲技研」とする)は、大手ソフトウェア開発会社の下請け会社として、業績を伸ばしていた。

 しかしながら、元請けから過酷なスケジュールを強いられていた甲技研ではその職場環境と賃金の低さから離職率が高く深刻な人手不足に陥っていた。

 そこで、甲技研ではこれまで採用してこなかった外国人を採用(プログラマ)することにしたところ、3人のベトナム国籍の新卒(理工学部)が入社した。

 彼らは非常に早く仕事を覚え、即戦力として活躍していたがその仕事量や責任に見合った給与を受け取ってはいなかった。

 そして、彼らベトナム人プログラマの働きを評価した甲技研は、人件費を節約するために在職年数が長く給与の高いプログラマを解雇し、その代わりに外国人の新卒未経験者のプログラマを多数採用するようになった。

 しかしながら、既に在日外国人コミュニティにおいて「ブラック企業」として知れ渡っていた甲技研に入社する外国人プログラマの質は低下し、そもそも応募数も少なくなっていった。

 結局、一番初めに採用した3人のベトナム人をはじめ、1年以上勤務が継続した外国人プログラマはいなかった。

 

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解説

 

今回のケースの甲技研は「外国人=安価な労働力」と考えて、外国人プログラマを「使い捨ての労働力」として扱っています。

その結果、最初の3人のベトナム籍の新卒を頂点として、段々と「採用プロセス」が劣化していきました。

つまり、甲技研は新たに「外国人材採用」に踏み出した当初は成功したのですが、その成功を勘違いした結果、折角の「チャンス」を逃してしまったのです。

「口コミ」の力が強い在日外国人コミュニティにおいて、甲技研の悪評(ブラック企業)は広まってしまいました。

当然のことながら、意識が高くやる気がある新卒外国人の応募はないでしょう。

また、他社を不採用となり意識が低くやる気もない新卒外国人の応募はあるでしょうが、甲技研の発展にはつながることはないでしょう。

また、甲技研採用外国人の短期間での離職率が高くなれば、入管当局としても甲技研に関係する申請については厳しくせざるを得なくなる可能性があります。

 

 

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