メニュー

日本語が上手でなくても問題ない社内環境を作る - 株式会社TOHOWORK

新着情報

日本語が上手でなくても問題ない社内環境を作る

カテゴリ: コラム 公開日:2019年03月18日(月)

こんにちは。

 

外国人材紹介サービス

㈱TOHOWORKの和田です。

 

外国人が日本に来るようになって外国人のビザ関係を請け負う行政書士の数が多くなってきた印象を受けます。

私は行政書士ではないのですが、外国人を紹介するにあたってビザのことを独学で勉強しました。

もちろん、今でも知らないことはたくさんありますが新人の行政書士よりは知識も豊富になってきたように感じます。

(ここだけの話、行政書士でない私に質問があったりwww)

ここで問題なのはビザの申請をお願いする時、どこの行政書士事務所の先生にお願いをするかだと思います。

ビザの交付か不交付かは行政書士の腕にかかっているといっても過言ではありません。

むやみやたらにインターネットで調べた先生にお願いするのだけは避けたほうがいいかもしれません。

弊社でもおすすめの行政書士の先生をご紹介していますので、お気軽にお問い合わせください。

 

 

さて、それでは今日のテーマです。

今日のテーマは「外国人とのコミュニケーション不足」についてです。

 

ljhgfcvb

 

社内に突然、知らない外国人が入ってきたらびっくりしますよね。

どのように接したらいいのか戸惑うかもしれません。

今日は日本人と外国人がうまくコミュニケーションが取れなかったために起こった失敗談をご紹介したいと思います。

 

 

 

 

CASE STUDY⑬ 翻訳を間違えて大失敗

 

  甲行政書士事務所の代表Aは、中国人関係の入管手続の業務量が増えてきたことから、胡氏(28歳/女性/中国籍)を雇用した。なお、すでに甲行政書士事務所には、日本人従業員が2名(B、C)在籍していた。

 胡氏は日本の大学(法学部)を卒業後、中国人が経営していた貿易会社を経て甲行政書士事務所に入所してきた。したがって、胡氏が日本人の経営する組織で勤務することは初めてのことになる。

 胡氏の日本語レベルは、日常会話であれば全く問題なかったが日本語の細かいニュアンスの使い分けまではできなかった。

 Aは胡氏が、日本人従業員であるBとCと上手く関係が築けていなかったこともあり、(さらに胡氏にプレッシャーをかけることをためらった)胡氏とのコミュニケーションに違和感を覚えても日常業務に目に見えた支障が生じなければ問題にしなかった。

 その結果、胡氏が通訳および翻訳を間違ったことにより、Aが入国管理局へ申請を取次いだ在留資格変更許可申請が不許可になってしまった。

 

 

akhf

 

 

解説

 

今回のケースにおいて、行政書士であるAは胡氏とのコミュニケーション上の違和感を意図的に見過ごしています。

例え、それが胡氏の職場でのストレスを増やさないために行ったことであったとしても、厳に避けるべきでありこのことが胡氏に大きな失敗をさせてしまったのです。

外国人材とのコミュニケーション上の違和感というのは、見過ごすことができない「サイン」です。

この「サイン」を読み取り、改善へのアクションを起こすことが重要なのです。

また、胡氏が他の日本人スタッフとの関係を上手く築けなかったのは、当然のことながらAの人材管理運用上の問題です。

今回のケースでは、Aは胡氏の「労働力」の本質が「中国人であること」およびその「専門能力(語学)」であるということを上手く他の日本人スタッフにアピールすることができなかったのでしょう。

この点、BとCはこれまで中国人をはじめてとして外国人と同じ職場で働いたことはありませんでした。

そして、このことはAも知っていました。

しかしながら、Aは「なんとかなるだろう」という甘い考えをもって、胡氏を雇用し業務を続けた結果、今回のケースのような大きな失敗につながったのです。

 

th73VPEDNC

 

Copyright©株式会社TOHOWORKAll Rights Reserved. login