グローバル採用
こんにちは。
外国人人材紹介サービス
(株)TOHOWORKの和田です。
昨今、ますます技術・人文知識・国際業務(就労ビザ)の在留資格の交付が難しくなっていると聞く中、
弊社のベトナム人スタッフの在留資格更新の許可が無事下りました。
今回は更新ということもあり変更に比べると審査は比較的易しいそうですが、それでも在留資格が出なかったらどうしようと不安もありました。
まだハガキが届いただけなので在留期間などは分かりませんが、ホッとしています。
今後は「特定技能」も本格的に進めていきたいと思っています。
精一杯サポートしていきますので、特定技能にご興味のある方はお問い合わせください。
また、今月24日(水)14時に渋谷で「助成金を活用したベトナム人材採用セミナー」を開催いたします。
外国人雇用や助成金についてご質問やご相談などございましたら、お気軽にご参加ください。
参加費は無料です。
参加方法はこちらの「お問い合わせ」より社名、参加される方のお名前、参加人数等をご記入のうえ、ご送信ください。
さて、それでは今日のテーマへ移りましょう。
今日のテーマは「外国人採用における苦労」についてです。
実際に外国人を雇用されて感じた生の声をご紹介していきたいと思います。
|CASE2 グローバル採用の苦労
Q.S社では、海外にある親会社がグローバル展開を推進する中、海外の現地法人にあたるコーポレートブランチにも人材が必要になるとの考えから、外国人採用をスタートしました。
親会社のグローバル展開を見越して、先に必要となる人材を確保するのが目的ですが、実際に外国人従業員を雇用してみて問題点などはみられたのでしょうか?
A.外国人を新卒採用して驚いたのが、休暇の取得方法です。
特に、インド人従業員は突然会社を1か月近くも休むことがあります。
インドでは結婚式を1000人規模で盛大に行うそうで、結婚休暇に加え有給休暇の大半を使って1か月から2か月もの休みをとることもありました。
企業側としては仕事を任せているため、期間を短縮するよう根気強く説得しました。
また、やはり食べ物では牛肉が食べられないことなどで苦労することが多く、外国人従業員の多くが弁当を持参していますし、部署内で外食を企画する際などは、店選びに苦労します。
また、業務において、「はい、わかりました」と返事をしていても、実は話の内容を理解していないことがあります。
ITのスキルはかなり高いのですが、やはり日本語が壁になるのか、決まったメンバーで固まっては母国語で話をしてしまいます。
やむを得ない部分もあるかもしれませんが、外国人従業員と日本人従業員とのコミュニケーションは、弊社の次の課題と言えます。
ただし、新卒採用者は日本の大学の留学生で日本語はかなり話せますので、普段の生活や業務はまったく問題ありません。
このほか、気付いた点としては、外国人従業員が非常に家庭を大切にしていることです。
最近では、新卒採用の男性従業員が2か月ほどの育児休業を取得し、奥さんの出産に際してインドへ一時的に帰国するというケースがありました。
|まとめ
日本語の問題を除いては、文化や習慣の違いの問題だと思います。
生まれ育った環境が違う人間同士が一緒に仕事をするのですが、そういった問題は付き物です。
「郷に入っては郷に従え」ということで彼らも日本の文化や習慣を覚えようと努力はしているはずです。
少し時間はかかるかもしれませんが、根気強く説明してお互いが納得できる落としどころを見つけていければいいのではないでしょうか。
そのためには日本側も相手の国のことを知るということが大切になってきます。