外国人雇用における人事労務(ケーススタディ②)
こんにちは。
外国人人材紹介サービス
(株)TOHOWORKの和田です。
昨日は久しぶりに家の近くで行われているボランティアの日本語教室に参加してきました。
中国、台湾、インド、メキシコ、ベトナムと様々な国籍の方が参加されていました。
私にとっても日常の中で様々な国の文化や習慣、思想などを学べるいい機会だと考えています。
毎週月曜日の夜に行われるので来週も参加したいと思います。
参加といえば、いよいよ明日となりました。
「助成金を活用したベトナム人材採用セミナー」が明日の14時に渋谷で開催されます。
お申込みは本日までとなっておりますので、ご関心がございましたらお急ぎの上お申込みください。
参加費は無料です。
参加方法はこちらの「お問い合わせ」より社名、参加される方のお名前、参加人数等をご記入のうえ、ご送信ください。
さて、それでは今日のテーマです。
今日のテーマも人事に関するもので「給与の比較」についてご紹介していきたいと思います。
|CASE2 同僚の給与額を詮索する
Q.弊社で雇用するアジア系外国人従業員が、昼休みなどに同僚の給料額を聞いて回っているようです。
別に給与制度等で不公平があるわけではないのですが、聞かれた日本人従業員が戸惑うケースがあるようです。
どのように対処したらよいのでしょうか?
A.アジアの一部の国では、天気の話題と同じような感覚で給与額の話題を持ち出す習慣があるようです。
おそらく、その外国人従業員は悪気や意図があって聞いているわけではなく、単なるコミュニケーションの一環として話しているだけだと思われます。
何かの機会があれば、日本では、よほど親しい間柄でなければそのような話題には触れないことを示してあげた方がよいでしょう。
また、評価制度や賃金形態に少しでも不明確な部分がある場合には、非常に困ることになります。
なぜ自分がこの金額なのかといった質問に対しては、いつでも明確な根拠をもって答えられる制度を設けておくことが必要です。
|まとめ
時に外国人は日本人ではまず話題にしないようなことをサラッと聞いてきます。
日本人は特にプライベートなことをあまり親しくない人などには話さないですよね。
ですが、外国人はそのプライベートなことほど挨拶とばかりに聞いてきます。
家族構成、彼氏・彼女の有無、結婚の有無、子どものことなど、デリケートな内容でもズバズバ聞いてきます。
どうしても話したくないこともあると思います。
その時にははぐらかすような言い方をせずに「すみません、その話はしたくないので聞かないでください」としっかりと相手に伝えるようにすればいいでしょう。
恐らく相手はコミュニケーションを図ろうと話しかけていると思いますので、別の話題に切り替えて話を進めればいいと思います。