外国人材を受け入れることによる3つの好影響
こんにちは。
外国人人材紹介サービス
株式会社TOHOWORKの和田です。
|受け入れが競争社会の生き残りへのリスクヘッジ
外国人材を受け入れ、彼らが職場になじみ、愛されるようになると、企業は3つの好影響を受けます。
ひとつ目は、異文化や多様性が入り込むことによる「職場の活性化」です。
それまではなかった新しいものが、既存の環境風土と混ざり、化学変化を起こすのです。
化学変化が起きると、そこからまた新しいものが生まれます。
同じ環境では同じものをつくり続けることしかできませんが、それでは変化の激しい市場から取り残されかねません。
異文化や多様性を受け入れることでイノベーションが生まれるメリットがあります。
職場が活性化し、チームワークが強固になると、2つ目の「生産性向上」も期待できます。
外国人材が入ると、初めのうちは日本人社員よりも手間がかかるかもしれませんが、うまくなじめれば、会議などでこれまでにない違った角度から意見が出てくるなど、相乗効果も生まれるでしょう。
3つ目の好影響は、「グローバル化の推進と意識醸成」です。
グローバル化の進展によって、中小企業の海外進出も珍しくなってきました。
今後は海外のお客様とのやり取りが今以上に頻繁になっていくことは明らかです。
しかし、まだその変化を見ようとせず、外国人材の受入れをためらう企業も多いのが現状です。
ですが、その状態ではなかなかグローバル化への理解は進まず、いざ外国人のお客様に対応しなければならないときに戸惑ったり、トラブルが起きたりする可能性があります。
やはり実際に受け入れることで、本当の意味でグローバル化の理解ができてくるのです。
少子高齢化により、日本の市場が縮小していく中で、外国人と一緒に働いた経験があるということは、個人としても企業としても大きな財産となります。
多様性への理解と多文化適応力を身につけている個人や企業は、どんな変化にも耐えうるでしょう。
経営者だけでなく、実際に働く現場の日本人社員にこそ、この力は必要です。
外国人材とともに働くことで、視野の広さや、許容力、自己受容力、感情コントロールなど、さまざまな能力を高められるのです。
人は自分と同質の人に囲まれていると、気づく力や変化に対応する力が養えません。
逆に、自分とは違う文化的背景を持つ人を目の当たりにすると、免疫力も高まります。
企業にとっても、個人にとっても、外国人材受け入れが生き残りに対する大きなリスクヘッジになるという視点は必ず持っておきべきです。