外国人材が離職しない職場をつくる
こんにちは。
外国人人材紹介サービス
(株)TOHOWORKの和田です。
|外国人材が離職を考える3つの理由
外国人を受け入れる際の基本である、外国人材を職場になじみやすくするための「環境づくり」や日本社会で活躍できる人材に育成するための「人づくり」のノウハウは、どの業界・業種でも活用できるものです。
その上で、外国人材が離職せず、少しずつ経験を積み、会社に貢献してもらうことがゴールです。
そこで、外国人材の離職リスク管理を行う上での注意点をまとめておきます。
外国人材が離職をしたくなる理由は3つあります。
理由① 周囲の日本人社員とのコミュニケーション不足、差別を感じる
理由② 仕事に飽きる
理由③ やむを得ない母国の家族の事情
①は「日本人社員が外国人材との文化や考え方の違いを受け入れられない」「日本人独特の言葉が少ないコミュニケーション方法」が原因で、誤解を招くという事態が多く発生しています。
②は日本人と外国人の仕事観の違いから発生するものです。
③は日本人と外国人の家族観の違いが大きいことによるものから起こります。
日本人の場合、身内に不幸が起きた後に仕事を休むというのが一般的です。
しかし、外国人の場合は、身内の病気の段階から「付き添いたい、看病したいので帰国させて欲しい。だめなら退職する」と本気で考えています。
自社で外国人材を雇用している、これから外国人材の採用を考えている場合、同僚や直属の上司、採用担当者が本人をよく観察し、密なコミュニケーションをとって、上記①~③の状況を把握しておくことで、急な離職を防ぐことができるでしょう。