外国人材の特性を最大限に活かす
こんにちは。
外国人人材紹介サービス
(株)TOHOWORKの和田です。
|異文化理解における3つのタブー
これまで、現在日本で働く外国人材が多い4か国との文化比較をまとめてお伝えしてきました。
職場でのケーススタディにある「ヒト・モノ・カネ」でのトラブル、日本人と外国人が双方に対して困るふるまい、そして、外国人が日本人を見て学べる点。
外国人が日本の職場で感じている本音を知ると、それに適したマネジメントの方法も少しずつ見えてきます。
ここでは、異文化理解における3つのタブーをお伝えします。
外国人材のマネジメントで、してはいけないポイントは3つあります。
タブー① 決めつけた発言や、本音で付き合おうとしない姿勢
タブー② 相手の文化や風習を全く知らない
タブー③ 「こんな感じで」という曖昧な説明
①は、外国人材の潜在能力を引き出しきれないマネジメントです。
これまで述べてきた内容は、あくまでも「傾向」にすぎません。
たとえば「中国人は主張が強い」と一概に決めつけるのではなく、一人ひとりと向き合う姿勢が大切です。
②のような職場では、外国人材が直面する文化や生活の違いを理解できず、人材は定着しにくくなります。
外国人材が職場になじむために、最低限の知識は身に付け、何かコミュニケーションエラーなどが起こった時に対処できる環境をつくっておきましょう。
③は雰囲気や空気を伝える方法は外国人材には通用しません。
「何を」「なぜ」「どんな方法で」してもらいたいのかをはっきりさせる必要があります。
日本人に対してなら、言いたいことがまとまっていなくても伝わったかもしれませんが、外国人材に対しては、説明や指示を明確にまとめて伝えなければなりません。
①~③のタブーを把握し、外国人材の特性を最大限に活かすマネジメントをしていきましょう。