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社会人としての責任感を養う - 株式会社TOHOWORK

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社会人としての責任感を養う

カテゴリ: コラム 公開日:2019年10月28日(月)

こんにちは。

 

外国人人材紹介サービス

(株)TOHOWORKの和田です。

 

 

 【学校データ】

A日本語学校

学生数:約1800名

所在地:東京都

業種:日本語学校

 

 

 

 

入学希望者が順番待ちをする日本語学校の人材輩出ノウハウ

 

2019年10月現在、全校生徒約1800名を超えるA日本語学校は、1985年の開校以来、80か国2万人以上の留学生を受け入れてきました。

一般留学コースで4月、7月、10月、1月と年に4回設けている入学は、常に希望者が順番待ちをしている状態です。

同校は常時約50以上の国・地域からバランスよく留学生を受け入れており、日本語を通じて多文化を学び、国際感覚を習得できるグローバルな環境を備えています。

また、校舎近郊には学生寮も完備しています。

進学や就職などの進路に対する徹底的なサポートを全教職員が全力で取り組み、入学から卒業後の進路まで学生の新しいニーズに応えながら、日本をはじめ世界各国で活躍できる人材育成をめざしています。

毎年多くの学生を社会に送り出す同校は、どのように日本語力を強化し、また、就職活動においてはどのような指導をしているのでしょうか。

本校教務課のM氏と就職支援担当のS氏に話を聞きました。

 

 

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「ここはA日本語学校ではなく、会社の研修室と思ってください」

 

A日本語学校の学生の卒業後の進路は、進学と就職に分かれます。

就職の場合、多くの学生のゴールは日本での就職または母国の日系企業への就職です。

就職を見据えて大学や専門学校への進学をめざして日本語学校に入ってくる学生もいます。

進学と就職の割合は、国籍によって違います。

A日本語学校では、進学にしても就職にしてもサポートを充実させています。

1階の受付には各国の言語で話せるスタッフを1名ずつ配置。

学生のちょっとした悩みや、進路に関しての不安や今の実情などを自由に話せる環境をつくっています。

学生は一番話しやすい言葉で思いを伝え、それが進学、就職担当者に伝達されます。

A日本語学校では、授業はすべて日本語で行われます。

一般留学コースとビジネス就職クラスの2つがあり、一般留学コースは最大2年間通い、進学や就職をめざすコースです。

入学直後のテストの結果と、国籍のバランスを見てクラス分けをし、1日4時間の授業を実施。

定期的に行われるまとめテストで80%に満たない学生には再履修を義務付けています。

ビジネス就職クラスは、最長でも1年間のコースで、履修条件は日本語能力試験(以下、JLPT)でN2以上を取得していること、大卒であることなどです。

一般留学コースと同じく1日4時間授業ですが、その内容はかなり高度なものになります。

ニュースレベルの知識が問われるディスカッションやグループワーク、ビジネスマナー研修などを重ね、ビジネスパーソンとしての素養を身に付けていくクラスです。

日本語版PCソフトウェアの使い方、名刺の渡し方、メールの書き方、飲みにケーションまで、日本企業で求められる常識を一つひとつ身に付けていきます。

ビジネス就職クラスを担当するM氏は、最初のオリエンテーションで、『ここをA日本語学校ではなく会社の研修室と思ってください』と説明します。

「無断欠席、無断遅刻を3回すると除籍など、厳しいペナルティを課していますし、就職面接などで外出する際は、企業でいう稟議書のようなイメージで許可書の提出を必須にしています」と話すように、すべての活動に、社会人としての責任感を養う意図があります。

 

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