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企業による留学生の国の文化や考え方を理解する努力も必要 - 株式会社TOHOWORK

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企業による留学生の国の文化や考え方を理解する努力も必要

カテゴリ: コラム 公開日:2019年11月11日(月)

こんにちは。

 

外国人人材紹介サービス

(株)TOHOWORKの和田です。

 

 

 【大学データ】

N大学

生徒数:2322名

留学生の在籍数:243名

所在地:長崎県

業種:大学

 

 

 

中国人の免許取得ツアーを立ち上げた自動車学校

 

留学生に対して日本の文化やビジネスマナーの指導がもっと必要だと感じる一方で、O氏には、企業側にも、そういった留学生の事情や考え方を理解した採用をしてほしいという思いもあります。

留学生を紹介した企業から「来てくれてよかった」という声をもらうこともしばしばで、手ごたえを感じているからこそ、留学生の可能性はもっと広げられると感じているのでしょう。

自動車学校に就職した中国人留学生の例を挙げます。

「彼の入社後、中国の人たちが日本に免許を取りに来るツアーができたそうです。彼をもともとそういう考えをもって入社しており、頑張った結果、ひとつのプロジェクトをつくった。企業さんからは、ほかにも日本人以上に活躍するという声もいただきますし、留学生を活かす方法を会社全体で考えていただければ、もっとプラスになると思います」。

また、N大学キャリアセンターでは、留学生の就職先の選択肢を増やすために、外国人材の採用実績がない中小企業に向けてビザの申請の仕方や雇用理由書の書き方の相談に乗ったり、アドバイスをしたりしています。

積極的に採用活動をしている企業の特徴は、外国人材の語学力を頼りにしていることと、支店が海外にある、営業で海外に行く機会があるなど、その国と接点があること。

学生のスキルを活かした採用意欲がある企業には、学生も定着しやすいと感じています。

「留学生は広いネットワークを持っています。大学生だけじゃなくて、先輩社会人からも情報を得て、我々の知らないところで共有していたりする。そういうネットワークから就職先を探してくる学生もいます。そこで評判の良くない企業には、やはり行かなくなりますね」。

留学生が日本の文化を理解し、日本企業の考え方を理解するのと同様に、企業が留学生の国の文化や考え方を理解する努力も必要。

その双方の歩み寄りが双方にとってよりよい就職を生むのではないでしょうか。

 

 

kjtsh

 

 

 

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