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外国人材の採用活動

カテゴリ: コラム 公開日:2019年11月13日(水)

こんにちは。

 

外国人人材紹介サービス

株式会社TOHOWORKの和田です。

 

 

 【会社データ】

株式会社O

従業員数:1000名

外国人材の在籍数:87名

年商:160億円

所在地:東京都品川区

勤務時間:9:00~22:00(シフト制)

業務/具体的な取り扱いサービス:

メガネの製造と販売

 

 

 

 

日本人の代わりに中間管理職を務められる外国人材を

 

現在87名の外国人材を雇用し、管理職への登用にも積極的な株式会社Oが外国人材雇用に力を入れ始めたのは、意外にも2012年ごろから。

外国人材受け入れのきっかけは、これから人手不足の時代になると予感し、日本人の代わりとなって中間管理職ができるような外国人材を積極的に採用し、育成していこうと考えた経営陣の思いでした。

以前は毎年1~2名の外国人がたまたま新卒採用されている状況でしたが、強化を始めて人数も国籍も増加。

中国、韓国、台湾を中心とする東アジア、東南アジアだけでなく、イタリア、フランスなどのヨーロッパ、パキスタン、チュニジアなど多様な地域の人材を受け入れています。

今回話を聞いたのは、自身も中国出身の外国人材として中途入社し、現在は人事部で外国人材の採用担当をしているC氏。

自分の経験も活かしたノウハウでの採用活動と、株式会社Oという企業の人材育成について詳しくうかがいました。

 

 

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外国人材である自分自身の経験を活かした採用活動

 

中国国籍のC氏は、中途採用で店舗スタッフとして入社。

本格的な外国人採用が始まる前に入社したC氏は、当初周囲の社員は自分に対し、多少の抵抗はあったのではないかと振り返ります。

「研修内容を本当に理解できているのか・・・」という懐疑的な視線を感じることもありましたが、大きな心配はいりませんでした。

「前職と比べても、株式会社Oは自分の努力が比較的フェアに報われると感じています。社長をはじめ経営陣の皆さんが国籍不問のスタンスでいてくださるのはすごくありがたく思います」と語るC氏。

配属からわずか3か月後に、未経験で、希望を出していたわけでもない人事部に異動が決まりました。

株式会社Oが外国人材の採用強化に舵を切り、海外進出も始まったタイミングで、日本での就業経験があったC氏に白羽の矢が立ったのです。

未経験で外国人材採用を任されたC氏は、ノウハウのまったくない状態から採用活動を始めました。

「社内に情報がなかったので、どこの窓口に尋ねれば情報をもらえるのか、というところから始まりました。それは苦労した部分でもありますが、逆に自分がやりたいようにやらせてもらえるという意味でやりやすいとも感じていました」。

まず、自らの就職活動で利用していた外国人雇用サービスセンターにアプローチしました。

お世話になっていたスタッフに、自社の求人を出してもらえないかと働きかけたと言います。

外国人雇用サービスセンターは国の機関であり、積極的に外国人採用を行う会社であればサポート体制は整っているため、C氏が採用担当になってから毎年実績を出している採用経路です。

それに加えて、国内にある日本で暮らす外国人をサポートする団体や機関で、就職支援が行われているところに登録。

留学生と直接会って話ができる機会を増やしていきました。

採用において重視するのはやはり日本語力で、社内には「(JLPT)N1を持っていないと難しいのではないか」という雰囲気がありました。

しかしある時、C氏は人柄の良さやコミュニケーション能力はあるのに、残念ながら日本在歴が短く日本語が足りていない人材に出会います。

「すごくいい人材だったので、『この方は絶対伸びますよ』と私から上司に推しました。その方は、早い段階でN1を取ることと、必ず内定者アルバイトをするという条件付きで内定。ですが入社してみたら、社内の評判がすごく良かったんです。N1を取っていない人は書類選考で落とす企業もあると思いますが、企業によってそこは少し柔軟に対応してもいいかもしれないですね」。

内定者アルバイトなど、日本語力向上が自然にできる環境で職場に慣れさせるというのも、有効なやり方ではないでしょうか。

 

 

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