外国人材の活躍が会社の成長をもたらす
こんにちは
外国人人材紹介サービス
株式会社TOHOWORKの和田です。
|実例企業にある3つの共通点
これまで「実例」に学ぶ外国人材活用法を実例でお伝えしてきました。
業種、業界、規模などの異なる各企業と、各教育機関の取り組みから、あなたの企業に活かせるものは見つけられたでしょうか。
外国人材を積極的に受け入れ、軌道に乗っている企業でも、過去には失敗した歴史があります。
失敗から学び、トライ&エラーを繰り返して、現状の最適な採用方法やマネジメント方法を見出してきました。
最後に、実例で紹介した企業と教育機関で共通している取り組みや意識を3点にまとめます。
①貴重な人材として存在価値を認める
②初期の心理的なケアを徹底する
③外国人材の個性を見極められるよう採用活動を工夫する
①は人手不足を理由に外国人採用を考えている企業は特に注意が必要です。
単なる労働力、替えのきくコマとして見るのではなく、貴重な人材として接しましょう。
実際に採用してみてから、外国人材の存在価値が非常に大きいことに気付く企業も多いようです。
②は離職を防ぎ定着を図るために大切なポイントです。
最初の3か月や半年など、新入社員の心が折れやすい時期に、マンツーマンで指導する、定期的な悩みを聞く、同期の仲間意識をつくるなど、安心して働けるような工夫を凝らしている企業は定着しやすいと言えます。
③は実例で挙げた3つの教育機関すべてで課題として挙げられていました。
日本人と同等の採用基準は、「特別な目で見ない」という点ではいいのですが、日本語力だけでふるい落とされてしまう外国人材も少なくありません。
言語力以外の個性を見極められる採用方法を取ることで、より企業に貢献できる人材を確保できるでしょう。
企業の実例はあくまでも例なので、鵜呑みにせず自社に応用できるかどうか検討する必要があります。
ですが、これから外国人材を採用しようと考えている企業も、まずは①~③を意識して取り組めば、会社の成長につながる外国人採用を実現できるはずです。