外国人従業員とのコミュニケーション、ポイントは?
こんにちは。
外国人人材紹介サービス
株式会社TOHOWORKの和田です。
コロナウイルスの影響でオリンピックの開催がキャンセルされる可能性もあると報道がありましたね。
開催されるかどうかの決定は5月まで待ってくれるそうですが、コロナウイルスの感染者は終息どころか拡大の一途を辿っているようです。
また、早くも宿泊業界には影響が出ているようで倒産を余儀なくされたところも出始めています。
日本経済への打撃はかなりのものだと思われますが、ここが踏ん張りどころだと考え頑張っていければ幸いです。
昨日も一件、特定技能の書類申請及び登録支援機関のご依頼を受けました。
今後ますます依頼が増えてくると思いますので、ご検討中の企業様はお気軽にお問い合わせください。
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Q.外国人従業員とのコミュニケーション、ポイントは? |
外国人従業員とのコミュニケーションで気を付けるべきことは何ですか。 |
A.コミュニケーションの齟齬が生じ得ることを常に認識し、丁寧に対応すべき。
外国人従業員とのコミュニケーションにおいては、言語や文化の違いがあることに注意しなければなりません。
日本人との間では、習慣や慣行を共有しているため、「あうん」の呼吸で伝わるような内容も、外国人には簡単に伝わらないことがあります。
ですから、使用者が外国人従業員に指示を出したり、同僚同士で共同作業をしているか、細心の注意を払う必要があります。
例えば、集団で仕事を進めていく上で、言葉がわからないために、円滑に仕事を進められない、チームワークに混乱が生じることが予測されます。
ですから、場合によっては、意思を伝え合うときの言葉をあらかじめ選んでおくといった工夫が必要でしょう。
できるだけシンプルな言葉でコミュニケーションを行っていくなどの方法が考えられます。
危険を伴う業務では、事故予防のためのルールや、事故が生じたときの対応方法など、従業員に規則遵守を徹底させる必要がありますが、外国人従業員に対しては日本人以上に、安全衛生教育がわかりやすい形でなされなければなりません。
業務で使用する機械設備、安全装置、保護具の使用方法などが確実に理解されなければ、重大な事故が起こる危険性が高まりますので注意が必要です。
また、外国人従業員に対して労働条件を明示する際、雇用契約書や就業規則を書面で交付するだけでは不十分な場合があります。
誤解を生じさせないため、母国語による翻訳を交付する、通訳を介した説明を行う等の工夫や配慮が必要です。
このように、外国人従業員とのコミュニケーションで気をつけるべきことは、コミュニケーションの齟齬が生じ得ることを常に認識して、丁寧に対応することでしょう。
そういった使用者の対応は、事故や紛争の防止に繋がります。
もちろん、外国人従業員を採用するにあたり、どの程度の語学レベルや日本での経験を求めるかは職場によって異なります。
しかし、どのような外国人従業員に対しても丁寧なコミュニケーションを意識することがリスク管理に繋がるのです。
異国の地で働く外国人労働者は、ややもすると、職場で疎外感を抱えがちです。
外国人従業員に生き生きと働いてもらうためにも、従業員との丁寧なコミュニケーションを意識した労務管理が不可欠です。