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日本人との比較採用が厳しい現状

カテゴリ: コラム 公開日:2019年11月05日(火)

こんにちは。

 

外国人人材紹介サービス

株式会社TOHOWORKの和田です。

 

 

 

 【学校データ】

S専門学校

生徒数:670名

留学生の在籍数:310名

所在地:東京都千代田区

業種:外語&ビジネス専門学校

 

 

 

「地方×初の外国人採用」企業への定着は難しい

 

就職における学生の代表的な不安が2点あります。

ひとつは「勤務地」、もうひとつは、「外国人材の国籍」です。

この2つはともに、単身日本に来ている外国人が感じる心細さに関連しています。 

「地方からの求人が来るので案内するのですが、嫌がる学生が多いですね。友人や母国のコミュニティから遠くなってしまうからです。あとは、『その会社に私と同じ国の人が何人いますか』と聞いてくる学生もいます。ちゃんと先輩がいて、チューターのように生活や仕事に慣れる環境をつくっている企業さんには安心して入っていきますね」。

都内の専門学校の留学生が、地方かつ外国人採用が初めてという企業に行くことは、とても勇気や覚悟が必要になります。

同校でも、草津の旅館に就職したミャンマー人が、知り合いのいない寂しさから3年目で転職してしまったなど、留学生就職の難しさを痛感しました。

一方で、先述した留学生の傾向と同じように、外国人材を1名採用できれば、同じ国籍の後輩たちが応募しやすくなる可能性は高まります。

「企業の受け入れの姿勢はここ10年ほどで本当に変わりました」というように、留学生の増加とともに企業の外国人採用数が増え、職場環境も整ってきました。

日本人向けにきた求人は留学生不可のものが多かった10年前と違い、現在はほとんどが留学生もエントリー可になりました。

その中で、留学生が安心して入社でき、その後活躍できる企業の特徴を、こうK氏は指摘しました。

「『猫の手も借りたい状況だから外国人でも採るか』という姿勢のところは、説明会や面接の雰囲気でわかります。我々からはあまり紹介しませんし、そういう企業の姿勢は、彼らも感じていますよ。やはり、その学生の言語力やマナー、サービス精神、ここで働きたいという就労意欲を買って、ひとりの人間として見てくれる。彼らの能力を認めて必要としてくれる企業に行くことがお互いにハッピーだと思います」。

企業の採用方法は、「留学生枠」は設けず、日本人と同等の基準で採用する方法と、「留学生枠」として、人数や国を指定して採用する方法に分かれます。

今、増えているのは前者です。

しかし日本語力で劣る留学生にとって日本人との比較採用は厳しい現状もあります。

そういった企業へも輩出できるような日本語レベルをめざして、G検やJPETの活用も進めています。

 

 

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日本語使用頻度があがるよう指導

カテゴリ: コラム 公開日:2019年11月01日(金)

こんにちは。

 

外国人人材紹介サービス

株式会社TOHOWORKの和田です。

 

 

 

 【学校データ】

S専門学校

生徒数:670名

留学生の在籍数:310名

所在地:東京都千代田区

業種:外語&ビジネス専門学校

 

 

 

30年以上の歴史と実績がある「適正校」

 

同校は、日本語能力評価試験(以下、JLPT)を運営する学校法人Sを母体とした教育機関で、1988年からグループ専門学校への留学生の受け入れを開始しました。

東京都内には「電子情報&ビジネス」「外語&ビジネス」「トラベル&ホテル」「法律経済&ビジネス」の4分野の専門学校があり、それぞれに留学生専門のコースを設置しています。

話を聞いたのは、S専門学校の校長であるK氏。

1988年の留学生受け入れ開始当初は、日本人と同じクラスにしていたものの、人数の増加や日本語能力に限界を感じ、留学生専門クラスを置くようになったと言います。

そのうちの40%がベトナム、20%が中国、次いでネパール、ミャンマーです。

最近では大学が大量の不法滞在者を出すという不安なニュースもありましたが、東京入国管理局から「適正校」と認定されている同校。

その留学生指導と支援はどのようなものでしょうか。

 

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入学時に預金通帳をチェックし不正がないよう努める

 

S専門学校では、留学生に対し、1年以上、日本語学校で学んでいるという入学条件を設けています。

これには、日本語力の担保に加えて、日本での生活に慣れ、専門的な勉強に集中できるようにという意図があります。

多くの学生は入学時にすでにアルバイトをしており、生活リズムも管理できている状態になるため指導しやすいのです。

「適正校」として認定されている同校は、学生のアルバイト状況を必ずチェックします。

具体的には、書類にアルバイト先を明記させ、勤務先の店長などに署名捺印をもらっています。

さらに、預金通帳や給与明細を確認し、週28時間勤務の規定を超えるような振り込みがないかどうかを入学時と進級時に見ます。

違反があった場合、在留資格が剥奪され、学校からも除籍処分となってしまうため、学生の管理は入念に実施しなければなりません。

同校にベトナムやネパール、ミャンマーなどの学生が多いのは、非漢字圏出身で、大学に行けるJLPTでN1レベルの日本語力を日本語学校時代だけで身に付けるのが難しいという背景があります。

専門学校であれば、N2など少し日本語力は足りなくても入学可能。

そのため専門学校で日本語力とビジネス力を向上させた後、さらに大学や大学院に進学する学生もいれば、そのまま関連業種に就職する学生もいます。

留学生の人数は時代によって変わりますが、初めての国から1名入学すると、芋づる式に後輩たちが続いてくるという傾向があります。

同校では、初めてのウズベキスタン人留学生を受け入れたところ、その後毎年のように入学してくるようになったと言います。

日本での就職を希望する動機は、収入、生活のしやすや、安全性、母国からの近さなどそれぞれですが、欧米などに比べて人種等の差別が少ない点も挙げています。

また、東南アジアの国などでは日本のアニメが放送されている地域もあり、それを見て日本語を勉強し始めたなど、日本に興味をもったきっかけはサブカルチャーであることも珍しくありません。

日本に滞在している外国人は自国のコミュニティをよくつくります。

たとえばミャンマー人なら高田馬場、ベトナム人なら新大久保周辺にまとまって住んでおり、その国の料理が味わえる飲食店も立ち並んでいます。

しかし学生が母国語で話せるその地域にばかりいれば、日本語力は育ちにくくなるでしょう。

学校として、企業の説明会やハローワークでの登録に付き添う、学生の進路相談に乗る、ビジネスマナー研修を行うなど、就職活動のサポートも行いますが、留学生の就職支援で最も苦労するのは日本語力の不足だとK氏は話します。

教職員はすべて日本語で話し、少しでも学生の日本語使用頻度があがるように指導しています。

 

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日本人と同条件の選考で外国人材を見極められていますか?インターンとして受け入れ、マッチングすることも有効な採用方法

カテゴリ: コラム 公開日:2019年10月31日(木)

こんにちは。

 

外国人人材紹介サービス

(株)TOHOWORKの和田です。

 

 

 【学校データ】

A日本語学校

学生数:約1800名

所在地:東京都

業種:日本語学校

 

 

 

日本語でいかに人間性を表現できるかが就職活動のカギ

 

日本語で履歴書を書き、面接を行って日本人と同等に比較評価されるという採用プロセスの場合、留学生はどうしても言語力で劣ってしまい、ハードルが高くなります。

A日本語学校では、日本語能力の向上や、ビジネスマナーの習得と言ったスキル面にとどまらず、日本企業で重視される人柄や人間性について、どれだけ日本語で表現できるかが勝負と考えています。

そのため、自己分析を通じて、自分自身が「誰なのか」を明確にし、それを伝達するトレーニングにも、力を入れています。

 

 

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アルバイトの時間をインターンとして活用する

 

A日本語学校の就職支援担当者は企業との面談も随時行い、多くの留学生を見てきた経験から選考プロセスの相談にも乗っています。

週28時間のアルバイトの時間を企業でインターンするという方法は、学生にとっても企業にとってもWin-Winになります。

外国人のマネジメントに慣れるという意味でも、導入してみる価値があるのではないでしょうか。

 

 

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まとめ

 

留学生の母国語を話せるスタッフが常駐し、企業訪問や面談を積極的に行うA日本語学校。

留学生の就職先として安心して送り出せる企業の特徴は、「きちんと学生を評価する企業」だと言います。

安易に日本人と同条件を突きつけるのではなく、その学生の能力や人柄を引き出せる選考になっているかどうか、企業は常に考え続ける必要があるでしょう。

 

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初めての外国人材受け入れも工夫次第

カテゴリ: コラム 公開日:2019年10月30日(水)

こんにちは。

 

外国人人材紹介サービス

(株)TOHOWORKの和田です。

 

 

 【学校データ】

A日本語学校

学生数:約1800名

所在地:東京都

業種:日本語学校

 

 

 

 

学生をしっかり見てもらうために、企業に選考方法を提案

 

日本での就職活動は、留学生にとって疑問や驚きに満ちています。

なぜ個性をアピールすべき就活なのにスーツは紺か黒以外NGなのか、なぜ書類だけでジャッジするのか、なぜ履歴書は日本語で書かなければいけないのか・・・・。

現行の仕組み上、まず「書類選考を突破するために、効果的な自己PRをまとめた履歴書を日本語でつくらなければならない」という点が、外国人にとっては非常にハードルが高いものです。

そのハードルを乗り越える指導をするとともに、エントリーする企業によっても対策は変えます。

「韓国や中国系の企業であれば、母国語の履歴書もつけて送りなさい、ポートフォリオが提出できるなら添付して送りなさい、など、選考の第一段階でふるい落とされないように、自分の能力を出し切るアドバイスを手厚くしています」とS氏は言います。

A日本語学校は、企業の採用担当者の訪問も歓迎しており、なかには一度の訪問で学生とのマッチングに成功した例もあります。

進学と就職では少し違うのが、「人柄」という観点

そこがマッチすると感じられれば、一概に日本語レベルだけで落とすことはありません。

海外ならスペック重視の企業も多いのですが、日本企業はそれ以外の部分を重視します。

就職支援でも、目線や愛想、接し方など、人柄や人間性を「どう表現するか」という部分に労力を割いています。

また、S氏は、企業側に選考方法を提案する場合もあると話します。

「本当にその方法で学生のことを見極められているのか?という疑問は常にあります。企業様には、選考方法をカスタマイズしていただくことも、本当に欲しい人材の採用には必要だと考え、多くの学生を抱える私たちから、留学生が安心かつ納得して受けられて、企業様にとってもハッピーになる方法を提案させていただいています。企業様も、その方法に気付いていらっしゃらないだけで、実際にやってみたらうまくいったという声も多いですね」。

具体的な提案内容のひとつに、留学生が許されている週28時間のアルバイトの時間を使って、インターンとして企業で働くという方法があります。

ビジネス就職クラスの授業は午前中で終わるため、S氏は学生に対して、午後からは自分が興味がある業界でアルバイトをするように勧めています。

企業としても、いきなり正社員採用をするよりも、インターンという名の「お見合い期間」をつくることで、外国人材の特徴や人柄が見えてきます。

また、企業の日本人社員にとっても、外国人が職場にいる環境に慣れ、マインドが変化していくきっかけになり、企業として受け入れの土壌が自然と整っていくというメリットもあります。

学生と企業とのマッチングについては、まだまだ工夫の余地が残されているのです。

 

 

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社会人としての責任感を養う

カテゴリ: コラム 公開日:2019年10月28日(月)

こんにちは。

 

外国人人材紹介サービス

(株)TOHOWORKの和田です。

 

 

 【学校データ】

A日本語学校

学生数:約1800名

所在地:東京都

業種:日本語学校

 

 

 

 

入学希望者が順番待ちをする日本語学校の人材輩出ノウハウ

 

2019年10月現在、全校生徒約1800名を超えるA日本語学校は、1985年の開校以来、80か国2万人以上の留学生を受け入れてきました。

一般留学コースで4月、7月、10月、1月と年に4回設けている入学は、常に希望者が順番待ちをしている状態です。

同校は常時約50以上の国・地域からバランスよく留学生を受け入れており、日本語を通じて多文化を学び、国際感覚を習得できるグローバルな環境を備えています。

また、校舎近郊には学生寮も完備しています。

進学や就職などの進路に対する徹底的なサポートを全教職員が全力で取り組み、入学から卒業後の進路まで学生の新しいニーズに応えながら、日本をはじめ世界各国で活躍できる人材育成をめざしています。

毎年多くの学生を社会に送り出す同校は、どのように日本語力を強化し、また、就職活動においてはどのような指導をしているのでしょうか。

本校教務課のM氏と就職支援担当のS氏に話を聞きました。

 

 

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「ここはA日本語学校ではなく、会社の研修室と思ってください」

 

A日本語学校の学生の卒業後の進路は、進学と就職に分かれます。

就職の場合、多くの学生のゴールは日本での就職または母国の日系企業への就職です。

就職を見据えて大学や専門学校への進学をめざして日本語学校に入ってくる学生もいます。

進学と就職の割合は、国籍によって違います。

A日本語学校では、進学にしても就職にしてもサポートを充実させています。

1階の受付には各国の言語で話せるスタッフを1名ずつ配置。

学生のちょっとした悩みや、進路に関しての不安や今の実情などを自由に話せる環境をつくっています。

学生は一番話しやすい言葉で思いを伝え、それが進学、就職担当者に伝達されます。

A日本語学校では、授業はすべて日本語で行われます。

一般留学コースとビジネス就職クラスの2つがあり、一般留学コースは最大2年間通い、進学や就職をめざすコースです。

入学直後のテストの結果と、国籍のバランスを見てクラス分けをし、1日4時間の授業を実施。

定期的に行われるまとめテストで80%に満たない学生には再履修を義務付けています。

ビジネス就職クラスは、最長でも1年間のコースで、履修条件は日本語能力試験(以下、JLPT)でN2以上を取得していること、大卒であることなどです。

一般留学コースと同じく1日4時間授業ですが、その内容はかなり高度なものになります。

ニュースレベルの知識が問われるディスカッションやグループワーク、ビジネスマナー研修などを重ね、ビジネスパーソンとしての素養を身に付けていくクラスです。

日本語版PCソフトウェアの使い方、名刺の渡し方、メールの書き方、飲みにケーションまで、日本企業で求められる常識を一つひとつ身に付けていきます。

ビジネス就職クラスを担当するM氏は、最初のオリエンテーションで、『ここをA日本語学校ではなく会社の研修室と思ってください』と説明します。

「無断欠席、無断遅刻を3回すると除籍など、厳しいペナルティを課していますし、就職面接などで外出する際は、企業でいう稟議書のようなイメージで許可書の提出を必須にしています」と話すように、すべての活動に、社会人としての責任感を養う意図があります。

 

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不安やトラブルをフォローできる配置、マネジメントが外国人材特有のスキルや情報力を活かす秘訣

カテゴリ: コラム 公開日:2019年10月25日(金)

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(株)TOHOWORKの和田です。

 

 

 

 【会社データ】

株式会社B

従業員数:連結8554名、単体4491名

外国人材の在籍数:106名(アルバイトを含めると883名)

年商:連結8440億2900万円

   単体4875億2300万円

本社所在地:東京都豊島区

勤務時間:シフト制

業種/具体的な取り扱いサービス:

家電製品、玩具、スポーツ用品、酒類等の販売

 

 

 

 |外国人材の情報収集力で流行をつかみ、機会損失を防ぐ

 

日本ではほとんど売れていないのに、外国では大流行している商品があります。

外国人材特有のネットワークやSNSから、そういった情報をいち早く得ることができます。

それらを商品の仕入れや陳列に活かすのが、賢い小売店の戦略ではないでしょうか。

ニーズに応えるとともに、外国人スタッフがいるという口コミが生まれれば、顧客数そのものの増加も見込めます。

 

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意見を広く取り入れ、外国人材の存在価値を高める工夫

 

外国人ならではの視点からの意見が受け入れられ、すぐに実行に移してもらえるという企業文化は非常に重要です。

アイデアを吸い上げ、実行し、その結果をフィードバックするというところまでを1セットと考えましょう。

外国人材が、「役に立てている」という実感を得られるように心がけ、一人ひとりの能力が発揮される職場環境をつくりましょう。

 

 

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まとめ

 

家電量販店での外国人材受け入れのメリットは、他業界、他業種でも活かせるポイントばかりです。

外国人材は全体的に意識が高く、意欲的なので、企業が人材として尊重し、信頼し、心理的なフォローをするだけでどんどん成長していきます。

前回ご紹介した受け入れの注意点として挙げた4点も、マネジメントの工夫次第で乗り越えられるものです。

 

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外国人材受け入れの注意点

カテゴリ: コラム 公開日:2019年10月24日(木)

こんにちは。

 

外国人人材紹介サービス

(株)TOHOWORKの和田です。

 

 

 

 【会社データ】

株式会社B

従業員数:連結8554名、単体4491名

外国人材の在籍数:106名(アルバイトを含めると883名)

年商:連結8440億2900万円

   単体4875億2300万円

本社所在地:東京都豊島区

勤務時間:シフト制

業種/具体的な取り扱いサービス:

家電製品、玩具、スポーツ用品、酒類等の販売

 

 

 

 

 |言語数が増えて、正しい接客ができているか確認できないことも

 

家電量販店での外国人材受け入れにはメリットがある一方で、注意点や苦労する点も多々あります。

ひとつ目は、日本人のお客様への対応です。

外国人に慣れていないお客様は「外国人スタッフで大丈夫かな」という不安を抱き、外国人材は「日本のお客様が求めているレベルのおもてなしができる自信がない」と接客を躊躇してしまいます。

その結果、互いに警戒心が強まってしまう場合があります。

対策としては、日本のおもてなし、また株式会社Bの接客を学ぶ場を設け、スタッフ側の不安を解いていく取り組みが重要です。

2つ目は、マネジメント側で外国語がわからず、正しい接客ができているのが把握できない点。

社内の国籍が豊かになればなるほど、接客で使う言語も増えていきます。

たとえば、ウズベキスタン人社員が、ウズベキスタン人のお客様に対して、母国語のウズベク語で接客をします。

このとき、交わされる会話の内容は、日本人上司にはほとんどわかりません。

表情や所作の指導はできても、正しく商品説明できているのか、お客様に失礼がないかなどの確認が取れないのです。

対策は、日頃から正しい接客を伝え続けることです。

3つ目は、長期休暇の調整です。

特に株式会社Bでは中国人社員が多数いるため、春節の時期に休暇希望が集中する場合があります。

ところが、春節の時期は、多くの家電量販店もかき入れどきなのです。

中国人が殺到する店舗に対応できるスタッフがいないのは致命的。

同社では、あらかじめ計画的な人員配置を呼びかけ調整したり、中国人の来店が少ない店舗からヘルプでスタッフを呼ぶなどの工夫をしています。

4つ目は、外国人材の配置です。

外国人材は免税の需要が高い店舗やコーナーへの配置がメインです。

また、新卒社員の配置では店舗内に先輩外国人材がいるかという点も重要です。

同社では、新人配属の際、先輩社員を1名つけ、マンツーマンでのOJT指導を行っています。

外国人数が増えてくた現在では、極力同じ国籍の社員をつけ、独り立ちできるまで長くて半年間、密なコミュニケーションをとれるように仕組み化しました。

また、株式会社Bでは、各店の外国籍リーダーを集めたミーティングを定期的に行っています。

ミーティングでは売れている商品をチェックし、より良い接客の仕方について話し合いながら、セールストークを磨くこともします。

そこで出たアイデアは、営業メンバーが実践して成果が出たら報告するという循環もつくっており、モチベーション維持に役立っていると言います。

最後に、受け入れ側の心構えについてN氏はこう語りました。

外国人に対して偏見を持たずに、その人がいるからこその価値を本人に伝えていく努力は必要です。株式会社Bでは管理職(店長)向けに、受け入れ側への研修も行います。新卒社員はこちらが思う以上に心細い思いをしています。外国人材に対しては、繊細なフォローが必要ということを、受け入れ側は絶対に忘れてはいけないと思います」。

 

 

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外国人材受け入れのメリット

カテゴリ: コラム 公開日:2019年10月23日(水)

こんにちは。

 

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(株)TOHOWORKの和田です。

 

 

 

 【会社データ】

株式会社B

従業員数:連結8554名、単体4491名

外国人材の在籍数:106名(アルバイトを含めると883名)

年商:連結8440億2900万円

   単体4875億2300万円

本社所在地:東京都豊島区

勤務時間:シフト制

業種/具体的な取り扱いサービス:

家電製品、玩具、スポーツ用品、酒類等の販売

 

 

 

 

 

インバウンドの定番「家電量販店」が留学生の人気就職先に

 

日本の家電製品は外国人からの評価が高く、インバウンドが大量に買って帰る動きはここ数年で非常に大きくなっています。

大手家電量販店ビックカメラにも、その影響は顕著に表れていました。

ビックカメラで買い物経験がある留学生が、採用試験を受けに来ることも徐々に増加してきたのです。

当初は日本人と区別せず、数にもこだわらない採用をしてきた同社でしたが、ニーズが高まってきたのを感じ、積極的に外国人材を採用する方針に切り替え、2015年頃からは、まとまった人数の採用を開始しました。

現在、外国人材は中国、韓国などのアジア系を中心に、100名強が在籍。

採用方法は新卒、中途と、アルバイトからの社員登用を行い、年1~3名が正社員化しています。

インバウンドの定番となっている家電量販店で、どのように外国人材マネジメントをしているのか、人事部担当部長のN氏に話を聞きました。

 

 

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外国で流行っている商品情報をタイムリーに販売に活かす

 

今や外国人観光客にとって定番の「観光施設」が、日本のん家電量販店。

品質の高い日本の家電製品を目的に来日する外国人もいるほど、その需要は高まり、それに伴って企業側も外国人対応を強化しています。

ここでは、大手家電量販店である株式会社Bが考える、「家電量販店での外国人材受け入れのメリットと注意点」を見ていきます。

外国人を受け入れるメリットは、大きく分けて3つです。

ひとつ目は、外国人のお客様と意思疎通ができ、その国のお客様を呼び込める点。

たとえば、台湾人スタッフが店舗に1名いると、SNSでの口コミが広がって、お客様がそのスタッフを名指しで来店します。

来日人数が少ない国ほど、スタッフがお客様を引き寄せる傾向があり、信頼を得るとリピーターになる確率も高まります。

2つ目は、外国での流行などをキャッチしやすくなり、商品の仕入れや配置に役立てられる点です。

外国人材は母国で流行しているものを、その国で主流となっているSNSを活用してタイムリーにつかんでいます。

それを店舗での商品陳列に活かすのです。

日本では販売数が少ない商品が、ある国では大流行しているというケースは頻発しています。

外国人材がいることによって、適切な商品群の仕入れと配置を実現できるのです。

観光客の多い小売店ならではの視点ではないでしょうか。

3つ目は、率直な意見を出してくれる点です。

多くの外国人材は日本で生活を始める際、株式会社Bで家電一式をそろえているため、愛着を持ってくれています。

だからこそ「この会社を大きくしたい」「自分が母国と会社の懸け橋になりたい」といった展望を持って入社しています。

そのため、1年目から商品や店舗運営、ネットショップなどについての意見をどんどん出して改善しようとします。

その率直さは、周囲の日本人も刺激し、もともとあった活発な社風をより促進させていると言います。

社員の意見を広く取り入れる文化的な土壌が、このようなプラスの変化のきっかけになりました。

 

 

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質の高い通訳養成には、コミュニケーション力向上をベースに付加価値を身に付け定着できる環境づくりが大切

カテゴリ: コラム 公開日:2019年10月21日(月)

こんにちは。

 

外国人人材紹介サービス

(株)TOHOWORKの和田です。

 

今週は明日が即位の礼ということで祝日ですね。

昔は週の真ん中などにも祝日があるのは普通でしたが、最近では3連休を作るためそういった休日は稀になりました。

私個人としての意見なのですが、週の真ん中に1日休みが入るのは気持ち的にもリフレッシュができて嬉しいです。

とは言うものの、明後日の即位の礼は交通規制も起き、さらに台風20号が近づくため東京では大雨になる予報だそうですね。

台風19号の影響によりパレード自体は延期になったそうですが、即位式は22日に執り行われるそうです。

お出かけの際はくれぐれくもお気を付けください。

 

 

 

 

 

 【会社データ】

株式会社B

従業員数:168名(正社員:42名、契約社員:49名、アルバイト:77名)

外国人材の在籍数:52名

年商:6億1723万円

所在地:東京都新宿区

勤務時間:フレックス勤務(コアタイム10:00~16:00)

     一部業務はシフト制(夜勤・土日祝勤務あり)

業種/具体的な取り扱いサービス:

通訳センター(24時間/365日 最大13言語)

AI通訳/翻訳 通訳者派遣 外国語研修 メディア翻訳

 

 

 

 

単なる言語変換以上の価値を身に付ける

 

通訳の仕事は、異なる言語の使い手同士のコミュニケーションを円滑に進めるためにあります。

相手の意図をくみ取らずにただ言語変換するだけではコンピュータと一緒。

早い段階でAIに代替されるでしょう。

通訳者自身が、各分野の基礎知識や、相手を安心させるコミュニケーション力を身に付ける。

それが結果として通訳という仕事に付加価値をもたらしています。

 

 

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同期の仲間意識を大切にする

 

外国人材は、日本での就業に悩みや不安を抱いたとき、特に居場所がないと感じた場合に、最終手段として「帰国」という選択肢を行使します。

同期の仲間意識を早い段階で醸成していると、帰属感を得た外国人材が帰国する可能性は低くなります。

マネジメント側が意識して同期のつながりを強める取り組みをすることで、仲間意識は組織全体に浸透していきます。

 

 

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まとめ

 

救急現場など、緊急性が高くミスが許されない通訳センターで活躍するのは、言語能力に加えてコミュニケーション能力も備えた人材です。

付加価値を伴う人材を育成するために、成長しやすい環境を整えるのも会社の役目。

同期のつながりを強めたり、国籍の垣根をなくしたりと、会社側の方針を社内に浸透させて居場所をつくるのがポイントとなります。

 

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外国人と日本人の垣根をなくす

カテゴリ: コラム 公開日:2019年10月18日(金)

こんにちは。

 

外国人人材紹介サービス

(株)TOHOWORKの和田です。

 

 

 

 【会社データ】

株式会社B

従業員数:168名(正社員:42名、契約社員:49名、アルバイト:77名)

外国人材の在籍数:52名

年商:6億1723万円

所在地:東京都新宿区

勤務時間:フレックス勤務(コアタイム10:00~16:00)

     一部業務はシフト制(夜勤・土日祝勤務あり)

業種/具体的な取り扱いサービス:

通訳センター(24時間/365日 最大13言語)

AI通訳/翻訳 通訳者派遣 外国語研修 メディア翻訳

 

 

 

人材をスキルや機能として考える企業は30年後には残れない

 

 近くに知り合いや家族がいないと、心細さや不安を感じるのは外国人材に限った話ではありません。

地方出身で就職と同時に上京する日本人も同様です。

同社では、入社後しばらくは、同期の仲間意識を意識的に作っています。

最初のうちは、上司と部下というヒエラルキーよりも、横のつながりのほうが帰属感を得やすく、定着にもつながるからです。

Y氏はこう語ります。

「何か辛いことがあったときに、定着するまでは、地方の人であれば『東京か、地方か』、外国の人であれば『日本か、自国か』というジャッジが入ります。

そうならないように同期のレイヤーでバンドルするんです」。

同社では、1年目は月に1回、2年目は2か月に1回、3年目は3か月に1回という形で同期会を頻繁に行っていると言います。

そうした同期コミュニティの形成が、後々社内のネットワーク構築にも役立つことも見据えています。

また、同社は、社員の国籍は非常に多様であるものの、経営や人材に対する考え方は日本式で、終身雇用に近い形態で社員を大切にしていくという方針を示しています。

多くの仕事がAIやロボットに置き換わっていく中で、「言語変換」という人材のスキルやファンクションだけを搾取する企業は30年後に残れない、という考えを大切にしています。

また、同社では新卒研修のプログラムにもグローバル人材ビジネス実務検定を導入し、最低限のマナーや所作を社内の共通認識として役立てています。

日本人と外国人の垣根がなく、社員同士でも「あの人は〇〇人」という意識はほとんどないくらい、フラットな組織となっている同社。

組織づくりのポイントを、Y氏はこのように話しました。

「まずは『垣根がないですよ』というのを会社全体で宣言することです。

それによって日本人も外国人もマインドが変わります。

『垣根がない』ということは、裏を返せば、外国人という理由で許されてきた甘えも通用しなくなるということ。

日本人と同じ条件、評価のもと働かなければならないという自覚が生まれるという意味でも、宣言することは大切です」。

社員に会社としての方針を理解させ、繰り返し伝えていくというマネジメントの基本を怠らない精神が、外国人との共生、協働にも大きく寄与しているのです。

 

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